- 原稿はA4用紙に縦型横書きとし,1頁25行とする。和文原稿の場合,1行24字とする。原稿にはページ番号と行番号(1ページ目から連続)を表示する。本文は明朝体とし,印刷字体をイタリック体に指定する場合は下線,ゴシック体は波下線を引く。句読点は全角で「,」「。」を使用する。
- 総説,原著論文および短報は和文または英文とし,その他の原稿は和文とする。
- 全ての原稿の1頁目に和文の表題・氏名(所属)・責任著者のメールアドレスを記載する(ただし,英語論文の場合はこの限りではない)。和文の総説,原著論文,短報,および資料では,英文の表題・氏名(所属)を記載する。
- 原著論文は,英文摘要(5語以内のキーワードを付ける),緒言,材料および方法,結果,考察,和文摘要,引用文献を各項目順に記述する(各項の表題は随意)。
- 短報は,英文摘要(5語以内のキーワードを付ける),緒言(表題は記述しない),材料および方法,結果および考察,引用文献を各項目順に記述する(和文摘要は不要)。
- 英文摘要のほか,本文,図表等を英文で執筆する場合には,投稿前に英文校閲を受けることが望ましい。
- 所属が異なる複数著者による原稿については,筆頭著者と異なる所属の著者には,名前の右肩にアスタリスク(*)を付して区別する。3つ以上の所属を区別する場合には,第2所属に*1,第3所属に*2を付す。筆頭著者が2つの機関に所属する場合は*1,*2を付す。所属の英文名称は,総説,原著論文では正式な名称を記載し,短報,資料では略称で記載する。
- 和文原稿では,固有名詞や学術上やむを得ない場合を除き常用漢字を用い,「現代かな遣い」にする。生物名,外来語はカタカナとし,数字は算用数字を用いる。また,病害名は日本植物病名目録(日本植物病理学会発行),害虫名は農林有害動物・昆虫名鑑(日本応用動物昆虫学会編)に従う。農薬名は原則として一般名を用い,必要な場合は( )内に有効成分の種類・含有量または商品名を付記する。
- 生物名を英文摘要および本文で最初に記述する場合は,和名または英名の後ろに学名および命名者を記載する。
- 表,図は以下の点に留意して作成する。
1) 図表は本文中に直接挿入せず,図表ごとにA4 用紙に作成する。
それぞれの欄外に著者名,図表の番号,縮尺度(原図から論文状にレイアウトした図表への縮尺)などを記入する。
2) 図表の挿入箇所は,本文原稿の右欄外に第1表,第1図などと朱書きで指定する。
3) 図表の表題は第1図,第1表と表記する。図の表題,図中の文字,数字,記号はゴシック体,説明文は明朝体とする。表の表題はゴシック体,表の説明文,表中の文字,数字,記号は明朝体とする。
4) 図の表題と説明文は,別のA4 用紙にまとめて印字する。
5) 図はそのまま縮小印刷するので,図の線の太さや図中の文字,数字,記号などは,縮小後に鮮明であるように太さや大きさを考慮する。
6) 表中の横線は細い1本線とし,縦線は使用しない。
11. 引用文献は以下の例に従って記述し,著者名のABC 順に並べる。同一著者による文献の本文中および引用文献リスト中の並び順は,①単著(最初に単著を古い順に並べる),②著者が2名(第二著者の姓の順に並べ,同一著者を古い順に並べる),③著者が3名以上(第二著者以下に関係なく古い順に並べる)の順とする。単行本のほかは表題を省略し,単行本は引用した頁を示す。講演要旨を引用する場合は最後に(講要)または (Abstr.) と記す。
引用文献は例のように記す。ただし、特に号数を表示する必要がある時に限り、号数を( )内に記し巻数の後につける。
雑誌名はISI Journal Title Abbreviations (https://www.library.caltech.edu/journal-title-abbreviations),日本農学進歩年報等にしたがって略称で記載する。
例)
浜 弘司(2000)殺虫剤抵抗性.アブラムシの生物学(石川 統編).東京大学出版会,東京,pp. 74-94.
気象庁(2015)URL:http://www.jma.go.jp/jma/index.html(2015年3月アクセス)
Lowry, V. K., J. W. Smith, Jr. and F. L. Mitchell (1992) Ann. Entomol. Soc. Am. 85: 744-754.
日本植物防疫協会編(1997)植物防疫講座・第3 版・病害編.日本植物防疫協会,東京, pp. 111-127.
苅田修一・清水将文(2012)植物防疫 66:326-331.
新田浩通・中元勝彦・小笠原静彦(1997)日植病報 63:516.(講要)
野村 毅・白川 隆(2001)関西病虫研報 43:1-6.
佐藤 衛・小林光智衣・神頭武嗣・菅原 敬・山田 真・石渡正紀(2013)関東東山病虫研報60:79-81.
Oseto, C. Y. (2000) Physical control of insects. In: Insect Pest Management (J. E. Rechcigl and N. A. Rechcigl eds.). Lewis Publishers, New York, pp. 25-100.
本文中での引用は,以下の例に従って「著者名(年号)」または「(著者名,年号)」とする。共著者については2名の場合は全員を,3 名以上の場合は第1 著者名に「ら」あるいは”et al.”を付して他を省略するが,引用文献では全員を記載する。同一著者かつ同一年のものについては,年号のあとにアルファベットを付して,”2013a, 2013b” のように区別する。
和文原稿の例: 浜(2000)(Lowry et al., 1992)(日本植物防疫協会, 1997)(新田ら, 1997; 野村・白川, 2001; Oseto, 2000)
英文原稿の例:Lowry et al. (1992) (Nitta et al., 1997) (Nomura and Shirakawa, 2001; Oseto, 2000)